種類 | 産地 | 特徴 |
本榧 | 日本(本州,四国,九州) 中国(雲南省、福建省) |
弾力があり、石当たりが良く、色調があかるく,色目が白石と黒石とのバランスが良い淡黄色で、使い込むほどに明るい飴色に変色する。油分も大変多く何十年経ってもカサつかず艶が失せない。近年、中国で良質の榧材が発見され日本産も中国産より質の劣る盤は、材木市場でも買い手が無く3分の1以下に値下がりした。 |
米国 日本産と中国産は植物学的におなじ種類ですが、米国産は異種でヒバに近い種類。 |
ヒバとおなじで、少し軟らかく油分が少ない。 | |
銀杏 | 日本 中国 |
時が経ち変色した風合いは最高。シラタの部分は極端に性質が劣る。 |
桂 | 日本(本州,北海道) | 疵のない狂いの少ない盤が安くつくれる。古くなると色調が暗くなるのが欠点。近年、産出量が極端に減り価格が高騰している。 |
アガチス(新桂) | フィリピン、インドネシア ニューギニア |
近年、北海道産の桂材の枯渇で、その替りにつかわれる。油分が少なく、堅さにバラツキがある。 |
スプルース(新榧) | 北米西海岸 | 大径木が産出され柾木取りで見栄えのする盤が安価で作れる。油分が少なく、色艶は時とともに無くなる。色が白いので淡黄色に着色して仕上げる。 |
ヒバ(米ヒバ) | 北米西海岸 | 淡黄色で木目もきれい。やや軟らかく耐久性に欠ける。アクが強く古くなると茶色いシミが出やすい。 |
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